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イ・サン

イ・サン 歴史

『イ・サン』あらすじ

幼少期に父・思悼世子が、祖父である第21代王・英祖に謀反の疑いをかけられて命を奪われたサン。成長後は英祖の厳しい教えを受けて国王への道を進むが、常に王妃・貞純王后一派から命を狙われる。彼らに対抗するサンを幼なじみのソンヨンとテスが助けていく。

『イ・サン』の見どころ・感想

国王であると同時にひとりの人間イ・サンとしての葛藤や苦悩を描いている点に注目。宮廷の画員となるヒロインとの恋の行方も見どころ。イ・ソジンがサンに扮し、ぴったり。イ・ビョンフン監督が「トンイ」の前に手掛けた作品。ヒロインが英祖からもらった指輪が「トンイ」にも登場。あわせて見ると面白い。

トンイ
『トンイ』あらすじ 高官の連続殺害事件が起き、賤民の地下組織・剣契の首長が濡れ衣によって命を落とす。首長の娘・トンイは、父の汚名を晴らすために掌楽院(宮廷楽団)の下女として宮中に入る。6年後、ひょんなことから知り合った粛宗を王とは知らずに...

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『イ・サン』エピソード

第1話

1762年。イ・サンの父、世子は朝廷の権力争いの中で、何者かの陰謀で謀反の濡れ衣を着せられてしまう。父である第21代国王・英祖の命で、米びつに閉じ込められて6日目。幼いサンは、父のことを心配する。

第2話

ソンヨンは先輩の見習い女官に時敏堂へ行ったことを勘付かれ、訴えられそうになるが、サンが彼女を救う。サンはソンヨンに、自分が本当は王の孫であることを告げる。そしてサンは、彼女からテスのことを知らされ…。

第3話

サンはやっと巡察中の英祖の下へたどり着き、父の描いた絵を一目だけでも見てほしいと懇願する。しかし、英祖はまるで取り合わず、サンを捕らえ連れていけと臣下に命令。そこへ、宮殿からの使者がやって来て…。

第4話

英祖に王として最も大切な「民を慈しむ心」を行動で示したサンは、世継ぎとして認められた。だが、世孫宮から大量の武器が発見された。大臣たちは、亡き世子が作ったもので、サンも知っていたはずだと英祖に訴える。

第5話

ある晩、サンは刺客に狙われる。幼い頃のソンヨンとテスに名を呼ばれる夢を見て目覚めたサンは、刺客の気配を察知し事なきを得るが、刺客は毒を飲んで自害。すぐに兵が集まり、英祖もやって来た。

第6話

自害した刺客の口から出た毒が顔料の一つだと判明し、サンは都で唯一その使用を許可されている図画署に内官を忍び込ませた。しかし内官は、水死体となって発見される。しかし、内官はサンに暗号を残していた。

第7話

清国の大使をもてなす宴でサンとソンヨンが再会。しかしサンは図画署の茶母が、ソンヨンだとは気付かない。そしてソンヨンは宴の席で大使の目に留まり、その晩、大使の部屋に招かれる。これにサンは…。

第8話

ソンヨンの妙案で、無事に清国へ白布を贈れたサン。その手柄を褒めるため訪れた図画署で、宴に来ていた茶母がソンヨンだったと知る。サンはすぐに内官ナム・サチョに命じて、ソンヨンを家まで迎えに行かせるが…。

第9話

サンは白布を盗んだ者たちを捕らえた。彼は、この罪人たちが朝廷の重臣と通じていることを突き止めるため、取り調べの全権を得る。だがサンの著名がされた通達により、罪人たちは牢から連れ出され殺されてしまう。

第10話

救出されたソンヨンは、暗いうちから図画署へ出て働き始める。すると、そこへ知らせを聞いたサンが現れる。そしてテスは、自分たちのことも約束も覚えていてくれたサンを守ろうと、武官になる決意を新たにする。

第11話

文科の試験で、王である英祖を非難する答案が見つかる。そこにはサンを真の王だと記す一文もあった。息子の思悼世子を死に追いやり、良心が咎めていた王は激怒。試験は中止され、逆賊を捕らえる旨の王命が下る。

第12話

サンの亡き父・思悼世子の元護衛官ソ・インスたちが謀反の濡れ衣を着せられた。そして、彼らを助けたいサンも逆賊の嫌疑をかけられる。疑いを晴らすため、ソ・インスたちを取り調べる王命を最初は拒んだサンだが…。

第13話

敵の拠点を発見したテスはすぐに犯罪を取り締まる捕盗庁に通報するが、居合わせたチョン・フギョムにその情報をもみ消され、さらに命も狙われる。そして再度チョン・フギョムの前に、サンと一緒にテスが現れると…。

第14話

自分を陥れる陰謀に兵曹判書ハン・ジュノが加担していることを知ったサンは、彼に罪状を綴った書状を匿名で送りつけた。しかし、書状を受け取ったハン・ジュノは、サンの叔母・ファワンの元へ真っ先に向かう。

第15話

ハン・ジュノは、陰謀は全て自分の企てだという遺書を残して自害。サンは黒幕を突き止める手掛かりを失い落胆。だが英祖は、真相を究明せよと言葉を掛ける。ファワンは罪が明らかになるまで実家で待機させられる。

第16話

武官試験に合格したテスは、サンの護衛官となる。 一方サンは、政敵であり朝廷で権勢を振るっている老論派を一掃するべき、というホン・グギョンの進言を聞き入れ、彼らの財源を絶とうと考えた。

第17話

英祖が行幸先の村で疫病にかかって倒れた。村には薬も満足にないが、高齢の英祖に都まで旅をさせるのも躊躇われ、村で回復を待つことに。 英祖が倒れたとの報を聞いた王妃は、サンが王位に就くことを恐れ…。

第18話

病床の王に代わって宮中を取り仕切るサン。貞純王妃に逆らい、自分の言葉を王命と受け止めて従えと言い放つ。その態度に怒りを募らせる王妃とファワン。行幸先のチェ・ソクチュとチョン・フギョムも危機感を覚え…。

第19話

英祖はサンを摂政として王の権限を与えることを決心し、その宣旨を出す。しかし、そのことを知った王妃は、宣旨がサンの手に渡る前に握り潰す。そんな中、ファワンの用意した薬を飲んだ英祖の容態が急変し…。

第20話

英祖はあらためてサンに摂政を命じる。思い悩んだサンだったが覚悟を決め、摂政として初の政務報告会に臨む。そして、国の誤った慣例を正し、新朝廷を作り上げるべく、改革に取り組むことを宣言する。

第21話

茶母であるソンヨンが絵を描くことに反対する画員たち。サンは、画師の競技会で入賞したら、彼女を受け入れるよう提案。そしてソンヨンは5位に入賞。しかし、画題と違い墨だけで描かれた絵に、画員は納得できない。

第22話

摂政となったサンは、貧しい民を救うための改革を推進。だが、それに反対する専売商人が市場を閉め、さらに都に流通される品物を全部買い占めてしまう。これをチョン・フギョムの仕業と睨んだホン・グギョンは…。

第23話

民の暴動により死傷者が出たことで王は、サンの摂政を撤回。 ホン・グギョンは、サンの立場を考えて責任を取り、サンの下を去る。サンも、信頼のおける参謀を失うのは辛いがその決意を受け入れた。

第24話

貞純王妃はキム・ギジュらと、サンの暗殺を計画。しかしファワンは、自分たちを差し置いて進めていることに激怒する。 街へ出たサンは占いもする老人に出会い、命を落としかねないから用心しろと忠告され…。

第25話

キム・ギジュは妹の貞純王妃に都へ呼び戻され、大晦日の儺礼戯でのサンの暗殺を計画する。 ホン・グギョンは、テスに命じて暗殺の計画が企てられていることをナム・サチョとチェ・ジェゴンに伝えた。

第26話

大晦日の王室行事・儺礼戯が始まる。貞純王妃は暗殺計画の中止を命じるが、キム・ギジュは構わず決行。 ホン・グギョンは、暗殺計画に気付いて宮殿に駆け付ける。しかし宮殿に入るには特別な許可証が必要で…。

第27話

テスの発砲で、サンの暗殺は未遂に終わった。しかし、テスは義禁府に連行されてしまう。キム・ギジュは「テスはサンの指示で王・英祖の命を狙った疑いがある」と訴え、サンに濡れ衣を着せようとする。

第28話

英祖により、サン暗殺未遂事件の調査を一任されたホン・グギョンは、黒幕を突き止めるために、調査を開始する。敵に揺さぶりをかけるため、この事件の首謀者である貞純王妃の兄キム・ギジュを拉致した。

第29話

テスは、夜更けにチョン・フギョムの屋敷を訪れる貞純王妃を目撃し、そのことをホン・グギョンに報告。ホン・グギョンも直ちにサンに伝えるが、彼は王妃が事件に関与しているはずはないと信じようとしなかった。

第30話

キム・ギジュにより、貞純王妃が世孫暗殺計画の黒幕であることが判明。これを知った英祖は深く傷つく。 またキム・ギジュの投獄を知った王妃は、兄の下へ向かうが、そこで英祖に全てが知れたことを聞かされる。

第31話

サンを陥れようとする敵の黒幕が貞純王妃だと明らかになったが、彼女を不憫に思う英祖の一存で、爆発事件は事故として処理された。怒りを抱え途方に暮れたサンは、ある夜1人で宮中を抜け出し父の墓所を訪れる。

第32話

ソンヨンは恵嬪からサンに会うことを禁じられる。 一方サンは、失意の底から抜け出し、政務への意欲も取り戻した。サンはチェ・ジェゴンとホン・グギョンを呼び、老論派の勢力を弱めるための政策実施を話す。

第33話

ソンヨンが黙って清国へ行ったことが腑に落ちないサン。彼女が清国で絵を学べるよう推薦したのが母・恵嬪と知り、尋ねてみるがソンヨンも喜んでいたと聞かされる。 その頃、使節団はようやく清国に到着した。

第34話

静養するはずの行幸先でもサンは政務報告会を開くが、重臣たちが現れない。そこへ、チェ・ソクチュが現れてサンと2人だけで話したいと言う。 宮殿では英祖の異変に気付いた王妃が、内密に町から医者を呼んだ。

第35話

清国から戻った矢先、母・ファワンからチェ・ソクチュが世孫側に寝返ったようだと聞かされたチョン・フギョム。さらに彼はホン・グギョンと出くわした際に、命が惜しければ正しい道を選べと警告される。

第36話

極寒の中、ソンヨンは1人で清国から徒歩で都へたどり着くが倒れてしまう。町の医院に担ぎ込まれるが、医師は意識不明で衰弱し切ったソンヨンを見切る。そこに駆けつけたサンは、国事を放り出して看病するが…。

第37話

英祖に会いに来たサンは、読書堂から出てきた王妃に出くわす。王妃は、御所から出られぬはず。英祖も王妃には会わないと明言していたが、王妃は王に会ったことを隠さないでいた。サンは英祖に謁見を拒まれ…。

第38話

認知症の英祖が政務報告会に現れ、思悼世子の墓所の補修の件でサンに当たり散らし、さらにお前の父は誰かと問い詰める。貞純王妃は、これを絶好の好機と思い、この機に乗じてサンを失墜させようと目論んだ。

第39話

ソンヨンが届けた亡き思悼世子の最後の手紙を読む英祖。サンを呼び自分が認知症であることを打ち明ける。そして、サンを自分の息子である思悼世子の息子だと認め、自分は退きサンに王座を譲ることを告げた。

第40話

政務報告会で王・英祖が譲位を宣布することとなった。しかし、政敵の反発を恐れて、そのことは世孫とその周辺の者にしか明かされることはなかった。一方で王の譲位の意思を察知した貞純王妃たちは…。

第41話

英祖が脳梗塞で倒れる。サンは重臣たちを集め、英祖がサンに王位を譲るという命を下したことを告げるが、貞純王妃が現れ、譲位を記した宣旨がないことを盾に、その王命がサンのでっち上げかのように言い放つ。

第42話

貞純王妃は兵を引き連れ宮殿に攻め込んだが、そこへサンと共に英祖が現れる。英祖は重臣たちを投獄し、王妃とファワンは居所に軟禁するよう命じた。さらに英祖はサンに、関係者全てに死をもって償わせると告げる。

第43話

貞純王妃は英祖から宮殿に呼ばれ、位を剥奪し平民に降格すると言い渡される。王妃は弁解しようとするが英祖は聞く耳を持たず、王宮殿を追い出される。その後、英祖はもう1通サンへの譲位の宣旨を下すのだが…。

第44話

英祖が王宮殿から姿を消した。サンが寝殿へ駆け付けると、そこで綺麗に畳まれた王の衣装を見つける。英祖の「死に場所は決めてある」という言葉を思い出したサンは、宮殿中の内官や女官に英祖を捜させるのだが…。

第45話

サンの即位式が目前となり、老論派の重臣がサンの暗殺を依頼した刺客が宮殿の丹青を補修する職人に扮して宮中に侵入。ところが、剣を隠しているところへ、サンが通り掛かり、何をしているのかと問い詰められる。

第46話

王に即位したサン。その夜、皆が安心した時を狙って、老論派の重臣たちが送り込んだ刺客がサンの前に現れる。その頃、護衛部隊は疲れを癒やすようにとのホン・グギョンの配慮で、家に帰されていた。

第47話

サンは政敵たちを捕らえ、罪人たちの処罰を断行。一方、チェ・ジェゴンやホン・グギョンは貞純が自害を図ったことが知れ渡ることを心配する。だが、尋問の屈辱に耐えかねた貞純が自害を図ったという噂は広まり…。

第48話

ホン・グギョンは、サンのために新たに王の護衛専門部署を設けることを考え、優秀な兵士たちを選抜。それをサンに提案すると検討することになったが、サンは選ばれた隊長や指揮官、兵士が気に入らないと言う。

第49話

サンは老論派に対抗し、科挙を行い一気に2000人もの官吏を採用することを決定。ところが、チェ・ソクチュたち老論派の重臣はそれに反発して辞表を出し、科挙を取りやめない限り朝廷から退くとサンに詰め寄る。

第50話

疫病の発生した土地に赴くサン。苦しむ民を見て、重臣たちが保身で国務を放り出す現状を嘆く。宮殿に戻った彼は、難局を乗り切るためには重臣たちの力も必要だとして招集をかけ、政務報告会を開くことにした。

第51話

老論派の重臣たちとの揉め事や、疫病の件が落ち着き、ほっとするサン。あとは老論派重臣たちの処遇だ。一方、サンの側室選びで、サンの母・恵慶宮と対立するヒョイ王妃がソンヨンを側室にと申し入れる。

第52話

ソンヨンは王様の画師としてサンの肖像画を描いていた。だがソンヨンはサンへの思いが絶ち切れず、泣き伏す。そこへやって来たサンは、側室ではなく図画署に残ったのはソンヨン自身の意志だったのか、と尋ねた。

第53話

サンの庶子たちが急襲された。さらに家に放火までされたキ・チョニクは死に、サン以下の者たちは悲しみに暮れる。サンは、老論派を牛耳るチャン・テウを呼び、下の者が勝手な真似をしていると彼をやり込めた。

第54話

サンは、重臣殺しの犯人ではないとしてホン・グギョンの取り調べを中止させる。そして、それを問い詰める重臣たちに、また新たに重臣を狙う真犯人を捕らえ、ホン・グギョンの無実を証明すると断言した。

第55話

突然王宮殿に現れた貞純大妃に驚くサン。しかも大妃を呼んだのは自分だとホン・グギョンが来る。ホン・グギョンは、大妃はサンの将来に役立つから、軟禁を解き、味方につけるべきだと言うのだが…。

第56話

主治医に想像妊娠だったと告げられた元嬪。兄のホン・グギョンは主治医に口止めをするのだが、そこへ偶然サンが現れる。何の話だと問われたホン・グギョンは、ヒョイ王妃が元嬪に贈った薬の話をしていたと嘘を吐く。

第57話

元嬪の死産の調査が始まる。これを受けてホン・グギョンと主治医は、責任をヒョイ王妃に被せようとする。サンを騙し、王妃を陥れるようなことをしたホン・グギョンは、罪悪感から妓楼で浴びるように酒を飲む。

第58話

ホン・グギョンがサンの元へ向かうと、そこでヒョイがサンにホン・グギョンのことを尋ねていた。一方、テスはソンヨンから元嬪の偽装流産の話を聞く。ホン・グギョンを信頼する彼は、それを信じられずに当惑する。

第59話

元嬪が倒れて意識不明だとの知らせがサンの元に入る。サンはすぐに元嬪の元に訪れようとするが、重要な会議を終えてから見舞うことにした。一方ホン・グギョンは、サン襲撃犯を早く捕らえようと躍起になっていた。

第60話

ホン・グギョンはサンの暗殺を謀った逆賊を捕らえるが一部は逃げ、その中にはソンヨンの生き別れた弟・ソンウクもいた。ソンウクは逃げる途中、仲間をかばい矢傷を負う。そして街中の路地でうずくまっていると…。

第61話

テスはソンヨンが逆賊を匿い捕らえられたと聞き、信じられずに取り乱す。 ホン・グギョンもソンヨンを助けようとわけを聞こうとするが、彼女は口を閉ざしているため、宿衛所の取調室に入れられることになった。

第62話

ソンヨンが側室にならなかった本当の理由を聞いたサンは、彼女を迎えに行く。そこで、幼い頃怪我をしたソンヨンの腕に結んでやった帯を彼女が今も持っていたことを知る。そしてサンはソンヨンに、愛の告白をする。

第63話

サンの側室になったソンヨンの教育は順調に進んでいるが、恵慶宮だけは彼女を側室として認めようとしない。ソンヨンは毎日恵慶宮に挨拶をするが、そのたびに追い返される。一方、サンは商売の自由化に動き出した。

第64話

チェ・ソクチュが王位を継承する世子に、亡き元嬪の養子となった完豊君を据えるよう進言。これに驚くサン。チェ・ジェゴンは王の直系である世継ぎの誕生を待つべきだと反論。だがチェ・ソクチュは一歩も引かない。

第65話

世継ぎの件でヒョイ王妃とホン・グギョンが口論となった。サンはホン・グギョンに完豊君の世子擁立の件で貞純大妃の関与を尋ねた。ホン・グギョンは貞純の復権に際し、国政に関与させないと言ったはずだったが…。

第66話

サンの行幸に同行したヒョイ王妃は、民を慰労し、訪問先の村々で宴を開く。サンを欺いて貞純大妃と内通していることをヒョイに知られたホン・グギョンは、宴の席でヒョイの料理に毒を盛ろうとした。

第67話

大逆罪を犯したホン・グギョンに裁きが下された。 時が過ぎ、サンはホン・グギョンのことで心を痛めながらも、政務をこなす。そんな中彼は、お忍びで街に行く途中に寄った均館で、風変わりな儒生に出会う。

第68話

再び儒生に遭遇したサンは、人相学も極める彼に王であることを見抜かれ、それを認める。ところが、言い当てた本人はそのことを信じず、サンが王なら自分は朝廷の高官だと笑い飛ばして去ってしまった。

第69話

科挙に首席で合格したチョン・ヤギョン。主席合格者は王に謁見することになっているが、サンと街で知り合い、本当の王とは知らずに幾度となく無礼な口を叩いてしまったため、会うことに対して気分が重かった。

第70話

国使節団の兵士たちが清国の商人たちの釈放を求めていた。その彼らが、ついに高圧的に剣を抜いた。 チョン・ヤギョンはこの騒ぎを聞き、清国側は元々一戦交えるつもりだったはずだとサンに告げるのだが…。

第71話

精鋭の武官を集めたサンは、新たな王の親衛部隊・壮勇衛を組織。テス、カン・ソッキらはその指揮官に昇進する。 その頃、懐妊して昭容という位を授かったソンヨンは臨月を迎えていたが、次いで和嬪も懐妊した。

第72話

サンとソンヨンの間に生まれたヒャンは、すくすくと成長し、恵慶宮から可愛がられる。一方、サンは亡父・思悼世子の墓所を水原に移した。その目的は、水原に城を築き、そこを新しい都にすることだった。

第73話

幼いヒャンが、はしかにかかり危篤状態となった。またソンヨンは新しい命を宿していたが、女医の診脈を頑なに拒む。そんな彼女はテスを部屋へ呼び、誰にも知られぬよう町から医師を連れてきてほしいと頼んだ。

第74話

ソンヨンは病で日に日に衰弱。そこでサンは、まだ朝鮮には伝わっていない西洋の医術に頼ることにした。少しでも治る可能性があればと清国から西洋医術を習得した医師を連れてくるようテスに頼むのだが…。

第75話

サンは重臣たちに、水原に朝廷の一部を移すこと、建造中の城を華城と命名することを発表。老論派の重臣たちは、遷都となった場合を考えると気が気ではない。貞純大妃も、最後の闘いに備えることを決意した。

第76話

華城が完成し、サンは行幸を行う。そこで貞純大妃とチェ・ソクチュは、私兵を使い、サンの命を狙うが計画は失敗。その夜、華城で壮勇営の夜間軍事訓練が行われた。最後の演習で、明かりが消されようとした直前…。

第77話

時が流れ、サンには新たな側室との嫡子・コンという世継ぎがいる。サンは自分が英祖から問われたように、コンにも聖君に大切な徳は何かと問う。一方、テスは王の護衛軍の大将として職務を立派に務めていた。

主要出演者

(イ・サン)イ・ソジン
(ソン・ソンヨン)ハン・ジミン
(パク・テス)イ・ジョンス
(英祖:ヨンジョ)イ・スンジェ
(チョン・フギョム)チョ・ヨヌ
(ファワン)ソン・ヒョナ
(ピングン)パク・ウネ
(貞純:チョンスン王妃)キム・ヨジン
(ヘビン)キョン・ミリ
(チェ・ソクチュ)チョ・ギョンファン
歴史
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