『私の国』あらすじ
高麗末期の1388年。病気の妹を支えながら貧しく暮らすフィ、父は高官だが奴婢の母を持つ庶子という理由で差別されてきたソノ。武芸の腕を磨いてきた親友の2人は武科の試験に挑み、首席合格を目指して対決することに。フィはソノを打ち負かすが…。
『私の国』の見どころ・感想
遼東攻伐や威化島回軍、王子の乱などの歴史的事件を軸に、理想の“私の国”を目指して信念を貫く者たちの奮闘と友情、愛の物語がスリリングかつ感動的に繰り広げられる。ヤン・セジョン、ウ・ドファン、ソリョンら実力派若手俳優のほか、チャン・ヒョク、キム・ヨンチョルらベテラン俳優が豪華共演。
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『私の国』エピソード
第1話
唯一の家族である病気の妹を支えながら生きるソ・フィ、父は高官だが奴婢の母から生まれた庶子という理由で差別されてきたナム・ソノは、共に武芸の鍛錬に励む親友。ある日、ふたりは武科試験の受験を決意する。
第2話
フィは武科試験の受験を志願するも死罪人の息子という理由で拒否され、妹・ヨンは父のソ・ゴムが自決した日のことを思い出し、てんかんの発作を起こしてしまう。ハン・ヒジェは薬を買う金のないフィを手助けする。
第3話
フィはイ・ソンゲに弓の実力を認められ、武科試験の受験資格を獲得する。ヒジェはフィが幼い頃に自分を救ってくれたソ・ゴムの息子だと知り、ひそかに運命を感じる。一方、ソノは武科試験の首席合格を目指すが…。
第4話
ナム・ジョンが試験官を買収し、フィはソノに首席の座を奪われる。ヒジェは倒れてしまったフィを梨花楼に運び、傷の手当てをする。意識を取り戻したフィは、梨花楼で試験官と酒を飲み交わすナム・ジョンを目撃する。
第5話
ヒジェはフィに軍役を課したソノを責め、行首にも失望して梨花楼を離れることを決意する。その頃、フィは遼東征伐軍の先発隊として壮絶な闘いに挑んでいた。そこでフィは、無能な隊長に目をつけられてしまう。
第6話
知略と武術に長けたフィは、戦場で頭角を現していく。パク・チドは本陣にとって先発隊は捨て駒だと言い、何としても生き抜こうとフィに告げる。一方、梨花楼を出たヒジェはイ・ソンゲの第二夫人・カン氏の屋敷へ。
第7話
刺殺隊を率いて前線に向かったソノは、フィと運命的に再会する。ところがその瞬間、ソノは侍衛長のファン・ソンノクに誤って刺され、重傷を負ってしまう。フィは友を救ってほしいとパク・ムンボクに懇願する。
第8話
イ・ソンゲが高麗の首都・開京を陥落させる。ナム・ジョンはイ・ソンゲに忠誠を誓い、イ・バンウォンに王族を根絶やしにして新たな国を築くべきだと進言するが、イ・バンウォンは身の程をわきまえるよう忠告する。
第9話
朝鮮を建国し、初代国王の座に就いたイ・ソンゲ。イ・バンウォンは、イ・ソンゲが末息子で庶子の幼いバンソクを世子に冊封しようとしていることに抗議する。ソノは王宮では礼節をわきまえてほしいと忠告するが…。
第10話
フィは町で思わずヨンに声をかける。これを知ったソノは、兄のことを忘れさせることがヨンのためになると告げ、フィを町に呼び出す。フィはヨンに会うために町へと向かうが、ソノは2人の仲を引き裂こうとする。
第11話
フィは梨花楼に乗り込み、チョン・サジョンを殺害する。ヒジェはフィとの再会に涙を流すが、冷たく突き放される。ヒジェはフィを守るために遺体を片付けて暗殺事件を隠蔽し、黒幕はイ・バンウォンだと推測する。
第12話
フィはソノに従い、イ・バンウォンの武器庫を襲撃する。フィの計略と事情を知ったパク・チドとパク・ムンボク、チョン・ボムは協力を申し出る。一方、イ・バンウォンはソノが重臣の私兵を解散させていると知り…。
第13話
イ・バンウォンの屋敷に連行され、フィは絶体絶命の危機に陥る。ソノはフィのもとに駆けつけ、チョン・サジョン暗殺の黒幕を白状すれば生かしてやると告げる。イ・バンウォンはソノの問いをはねつけたフィを見逃す。
第14話
フィの予定外の行動によって、ソノは罷免され、投獄される。ヨンは憤慨したナム・ジョンに物置に閉じ込められてしまう。イ・バンウォンはフィとパク・チドら仲間たちを私兵に加え、ある場所にフィを連れて行く。
第15話
ナム・ジョンは屋敷の前で密書の内容が記された貼り紙を見て驚がくする。ソノもまた、ナム家が破滅の危機にさらされていることを悟る。ナム・ジョンに詰問されたフィは、イ・バンウォンに命じられたと答えるが…。
第16話
イ・バンウォンに捕らわれたフィは、王はイ・バンウォンよりナム・ジョンを選ぶはずだと断言する。フィの言葉通り、イ・ソンゲはバンソクの世子冊封を急ぎ、私兵の解体を命じてバンウォンを都から追い出そうとする。
第17話
イ・バンウォンに2本の矢を命中させたフィは、テリョンに斬られて失神してしまう。その場に駆けつけたソノもフィと共に監禁される。暗殺計画の成功を知ったナム・ジョンは息も絶え絶えのバンウォンのもとを訪れる。
第18話
ソノとソ・ヨンはナム・ジョンの手下に襲撃されるが、パク・チドやチョン・ボムに救われる。ソノはフィの無事を聞いて安堵し、チドたちにヨンを託す。一方、王宮ではバンソクの世子冊封式が行われる。
第19話
ナム・ジョンが差し向けた刺客によってソ・ヨンは命を絶たれる。ナム・ジョンのもとに押しかけたフィは、刀に仕込まれていた毒で復讐を果たす前に倒れてしまうが、すんでのところでイ・バンウォンに救出される。
第20話
ソ・ヨンの死から6年後の1398年。イ・バンウォンが勢力を増すなか、ナム・ジョンはイ・ソンゲを譲位させて臣下主導の国を作るという野望を抱き、根回しに奔走していた。ところが、賄賂を奪われる事件が相次ぎ…。
第21話
竹林に呼び出されたナム・ジョンは、自身の計画を妨害していたのはフィだったことを知る。賄賂の金瓶を返す条件で取引を持ちかけたフィは、ナム・ジョンから市場の商権を入手し、梨花楼で武器の準備に取りかかる。
第22話
イ・バンウォンの動向を探っていた兄・バンガンは、偶然を装ってフィに接近。突然襲いかかって剣を交え、フィの実力を試す。一方、ナム・ジョンは王族を集めて会盟祭を開き、イ・ソンゲに譲位を要求する。
第23話
イ・バンウォンはイ・ソンゲの言葉に失望と怒りを感じ、乱を起こそうと決意する。フィはイ・バンウォンに志を共にすると告げる。一方、ソノはナム・ジョンが偽の王命で王子たちを誘き出そうとしたことを知る。
第24話
イ・ソンゲが王宮に向かっていると知ったイ・バンガンは焦るが、イ・バンウォンはフィを待ち続ける。やがて私兵を引き連れたフィがイ・バンウォンのもとに到着し、ナム・ジョンに復讐すべく酔月堂を目指すが…。
第25話
フィは自らの復讐のせいで多くの命が奪われた罪悪感にさいなまれ、イ・バンウォンのもとを離れて静かに生きたいと望む。一方、イ・バンウォンはイ・ソンゲに譲位を迫り、兄のバングァを世子に冊封するよう要求する。
第26話
長い戦いを終えたフィは、パク・チドら仲間たちと今後について語りあう。一方、イ・バンウォンに耐え難い屈辱を味わわされて復讐を決意したソノは、女真族を味方につけ、イ・バンガンを利用しようと画策する。
第27話
ヒジェを連れて逃げたフィは山中で官軍に囲まれるが、イ・バンウォンに救出される。フィはイ・バンウォンを王位に就けると宣言。けがを負ったヒジェを看病し、梨花楼で多くの命が失われたことを悲しむ彼女を慰める。
第28話
イ・バンガンを油断させるため、酒浸りの日々を送っているように見せかけていたフィは、彼に疑われていることに気づく。イ・バンウォンが狩りに出ることを知ったイ・バンガンは、この機会に反乱を起こす決意をする。
第29話
ソノはフィにイ・バンウォンやイ・バンガンだけでなく王や上王も殺すと宣言し、邪魔をするなと警告する。ソノの急襲を知ったフィは、ソノとイ・バンウォンの両方を救うために親軍衛を率いて戦いの場へ向かう。
第30話
イ・バンウォンはイ・バンガンの反乱を理由にイ・ソンゲを圧迫し、世子の座を要求する。イ・ソンゲに自身の父がイ・バンウォンの師匠だったと聞かされたフィは、これまで黙っていた理由をイ・バンウォンに尋ねる。
第31話
フィとソノは、ソ・ゴムを死に追いやった張本人がイ・バンウォンであることを知る。イ・バンウォンは自身を殺しにやってきたソノにとどめを刺そうとするが、フィの頼みを聞き入れてソノを解放する。
第32話
イ・バンウォンに北方討伐隊を説得すると約束したフィは、ソノらと共にソ・ゴムを慕う人々が暮らす村を訪れて事情を説明する。ところが、チョンガ率いる刺客が襲来し、イ・バンウォンに裏切られたことを知る。