『ライフ・オン・マーズ』あらすじ
2018年、連続殺人の容疑者を追うなかで事故に遭った刑事・テジュ。目を覚ますと1988年の世界にいた彼は、西部警察署の班長として赴任することに。強力班係長のドンチョルたちと共に事件を解決しながら、テジュは2018年に戻ろうとするが…。
『ライフ・オン・マーズ』の見どころ・感想
イギリスBBCの人気ドラマ『時空刑事1973 ライフ・オン・マーズ』を韓国で大胆リメイク。チョン・ギョンホ、パク・ソンウンら個性的派俳優が集結している。
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『ライフ・オン・マーズ』エピソード
第1話
ソウル地方警察庁に勤める刑事のハン・テジュは徹底した原理主義者で、最近も自分の上司を内部告発したばかり。彼はある日、元婚約者で検事のチョン・ソヒョンに頼まれ、連続殺人事件の容疑者を追うことになるが…。
第2話
全く状況が把握できないテジュだが、ポケットに異動許可書があったことで仁城市西部警察署に班長として赴任。科学捜査の知識がないカン・ドンチョル係長率いる強力班のメンバーと共に、事件を捜査することになる。
第3話
考え方や捜査方法の違いから何度も対立するドンチョルとテジュ。捜査中に浮上した容疑者のチョ・パルボンを捕まえて取り調べを行うも、アリバイがあったことから振り出しに戻り、捜査は一向に進展しない。
第4話
目の前に突然知らない男が現れ、パニックに陥るテジュ。男はチャン・ウンジェと名乗り、自分は医者で、テジュは今ソウル中央病院に入院していること、今見ている光景は夢であるということなどを伝えるのだった。
第5話
ナヨンをおとりにしてスリ集団を捕まえようとするテジュたち。うっかり気づかれてしまうが、ナヨンの活躍で無事に主犯を逮捕することに成功。取り調べでの情報をもとに、ほかの仲間たちも全員逮捕した。
第6話
草原で変死体が見つかる。被害者は酒瓶に混入されていた青酸カリによって殺害され、犯人として逮捕されたのは村に住む女性だった。だが、どうしても彼女を犯人だと思えないテジュは再び事件現場を訪れるが…。
第7話
眠っているテジュは過去の記憶にうなされていた。忘れていた記憶を思い出そうとするたび、2018年のテジュの容態が少しずつ悪化していく。そんななか、テジュは警察署で叔母のマルスクに遭遇する。
第8話
容疑者の薬剤師、パク・ヨングンを現行犯逮捕すべく、テジュたちはおとり捜査に踏み切る。事件の後、テジュの部屋をドンチョルが差し入れを手に訪れた。お互いにぶつかりあいながらも、2人は徐々に歩み寄っていく。
第9話
釈放されたチュンホを自宅まで送っていくと、そこには叔母・マルスクと母・ミヨン、そして幼い頃の自分がいた。久々に家族と食卓を囲んでテジュは懐かしさに浸るが、そんな幸せも束の間。また次の遺体が見つかった。
第10話
テジュの中で過去の記憶が少しずつ蘇っていく。そして現実世界では今も目を覚まさないまま、とうとうテジュの呼吸器が外されることになった。そんななか、ある母娘を人質に取った立てこもり事件が発生する。
第11話
立てこもり事件の現場に刑事課長のキム・キョンセが現れる。強行突破を選択したキョンセをテジュは制止するが、彼は聞く耳を持たない。ナヨンたちを助けるためにドンチョルとテジュが行動を起こすが…。
第12話
発見された遺体は以前チュンホと一緒にいた女性・ヨンスクのものだった。彼女の口の中には下着が詰められていて、爪には赤いマニキュアが塗られており、テジュは再びマニキュア殺人事件を思い出す。
第13話
父の後を追って廃墟へ行くと、そこには爪を赤く塗られて絶命寸前のチョ夫人がいた。テジュは、自分は父のことを思い出すためにこの時代へやってきたのだと悟り、その場でチュンホを逮捕しようとするが…。
第14話
強大な権力を持つオ・ジョンマンに近づくことができず、焦るテジュ。捜査令状も却下され、もはや打つ手がない。しかしヨンオクの死体が発見されたことで吹っ切れたテジュは、令状なしで捜査に乗りだす。
第15話
ミンソクの身元を必死に調べるテジュ。そんななか、のどかな田園部でキム・ボンネという女性の遺体が発見される。彼女の家を捜索すると、男とボンネに挟まれて少年・ミンソクが写っている家族写真があった。
第16話
容疑者、ヤン・ギルスの死因は、乱暴な取り調べではなく急性麻薬中毒だった。犯人が警察内部にいるとにらむテジュ。振り出しに戻ってしまったかのようなテジュの態度に、班内の空気は以前のような険悪なものになる。
第17話
容疑者を殺害した犯人をあぶり出すため、芝居をしていたテジュ、ドンチョル、そしてヨンギ。証拠品を持ったヨンギをおとりにする作戦だったのだが途中で失敗し、ヨンギは犯人に襲われて重傷を負ってしまう。
第18話
救出されたナヨンの手には赤いマニキュアが塗ってあり、それはミンソクの仕業だった。ミンソクの言葉から、スノに成り済ましていた男がミンソクの実の兄、キム・ヒョンソクであることが判明する。
第19話
ヒョンソクと一緒に川に落ちたテジュは、遠のく意識の中でソヒョンの泣き叫ぶ声と心電図の音を聞いた。しかし次に目を覚ますと、そこはまだ1988年。チームは解散し、それぞれ別の部署への異動が決まる。
第20話
事件の晩、ドンチョルは自分以外に誰かがいたことを思い出す。そして2人だけの捜査では限界があると判断し、ひそかに先輩のシン・チョリョン刑事に協力を仰ぐ。一方、ナムシクとヨンギも隠れて捜査を進めていた。
第21話
テジュは、アン課長からチョリョンの死因が自殺だと知らされる。さらに、ジョンマンが経営していた仁城建設から金を受け取っていたこと、キョンセもまた賄賂を受け取っていたことをテジュは知る。
第22話
ナヨンからの連絡を受けたテジュが急いで現場へ向かうと、銃を持ったアン課長が現れる。もみあいのなか、仲間たちのもとへ向かって走りだすテジュだが、意識が遠のいていき、2018年の病室で目を覚ました。
第23話
ついにミンソクを逮捕したテジュたちは、取り調べのなかで、死んだと思っていたヒョンソクがまだ生きていることを知る。別人に成り済ましていることを突き止めたテジュは、ヒョンソクを捕まえることに成功した。
第24話
職場に復帰して昇進まで果たしたテジュだが、喪失感を抱えたままだった。そんな時、「生きているなら感じられるはず」と言ったナヨンの言葉が記憶に蘇る。テジュは自分が何も感じないことに気づき、屋上へ向かう。