あらすじ
舞台は1960年代前後。もし、月面着陸に成功したのはアメリカではなくソ連だったら……!?というストーリー。緊迫した空気の中、アメリカ人たちは宇宙から送られてくる映像をじっと見つめる。その姿は、見ているこちらのこめかみから冷や汗が伝うほどスリル満天。地球規模で白熱する宇宙開拓レースが終わらない世界に、一体何が起こるのか。
For All Mankind/フォー・オール・マンカインドの感想
「Apple TV+」で配信されるApple独自制作ドラマ。製作総指揮は「バトルスター・ギャラクティカ」や「アウトランダー」を手がけるロナルド・D・ムーア。出演はジョエル・キナマン(「キリング」「オルタード・カーボン」)、サラ・ジョーンズ(「ALCATRAZ/アルカトラズ」)、マイケル・ドーマン(「パトリオット~特命諜報員 ジョン・タヴナー~」)など。宇宙が舞台、そしてApple制作ドラマということで恐ろしいほど美しい映像美が楽しめる。冒頭はソ連に先を越されて茫然自失、ショボーンとしたアメリカ国民の表情が延々と映し出される。事実を織り交ぜた歴史改変ドラマだが、史実を丁寧に描写するのは「アウトランダー」と同様でロナルド・ムーアらしい。
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予告編
Season1 エピソード
Season2 エピソード
第1話 小さな存在
およそ10年後、テクノロジーと月面探査は大きな進歩を遂げていた。そんな中、太陽嵐がジェームズタウンの宇宙飛行士たちを襲う。
第2話 最前線
マーゴは不可能に近いミッションを指揮せねばならない。ダニエルは月に戻ることを切望し、ゴードーは地上での生活にあがく。
第3話 交戦規定
月面で問題が発生し、NASAは宇宙飛行士の武装化を検討する。エドは過去の記憶に悩まされる。
第4話 パスファインダー
モリーの言葉を受け、エドはキャリアチェンジを画策する。同じ頃、ジェームズタウンのかつてのクルー仲間、ゴードーとダニエルはもがいていた。
第5話 重荷
エドのNASAにおける無謀な行動がボールドウィン一家の根底を揺るがす。トレイシーは宇宙での暮らしに適応しようとする。
第6話 壮大な計画
アメリカ人宇宙飛行士とNASAの上層部は思いがけないパートナーとの新たな任務の準備に取り掛かる。エレンは昔の友人と再び連絡を取る。
第7話 冷たくしないで
エレンは新たな役職を担うことになる。マーゴは忠誠心を試される。そしてカレンは個人的にも仕事の面でも新たな機会を模索する。
第8話 君に乾杯
ゴードーは再び月へ戻る。モリーは新たなつらい現実と向き合う。そしてアレイダは初めて大きな困難に直面する。
第9話 トリアージ
最終段階での変更がパスファインダーの任務に大きな影響を与え、アメリカ人宇宙飛行士とロシア人コスモノートの競争は激しさを増す。
第10話 灰色
シーズン最終話。月におけるアメリカとソ連の緊張感は今までで最も高いレベルとなり、複数の計画がとん挫する可能性が高まる。